宿毛FC、20年ぶりの快挙!第41回全日本少年サッカー大会進出

宿毛市高砂グラウンドをホームとする少年サッカーチーム「宿毛FC」がこのほど、全日本少年サッカー大会-高知県大会で優勝をはたしました。
1997年に初出場で初優勝をかざってから実に20年ぶりの快挙に、関係者一同よろこびもひとしお。25日(月)に鹿児島で開幕する全国大会にむけて練習にも熱が入ります。
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宿毛FCの黒岩県一郎監督は「今年は主力の6年生に、例年にないほどサッカー好きが多い。練習にも非常に熱心で、練習日以外もボールをさわっています。大会前は立て続けに台風におそわれましたが、選手たちは台風通過後すぐに自主的に練習を再開しました。その熱意や練習量の多さが県大会優勝につながったのだと思います。12月に入っても悪天候が続いていますが、選手たちは引き続き、全国大会にむけて頑張っています」と話してくれました。

県大会で宿毛FCは県下のU-12リーグのなかで上位16チームとしてシードされ、3回戦からの出場でした。3回戦では、1回戦から勝ちぬいた「アスルクラロ高知-B」に2-0で勝利。4回戦では同じくシードチーム「FC高知横内」を6-0で下し、準々決勝はシードの「エストレーラス高知」に1-0で辛勝。準決勝では、同じくシードの「伊野ライジングFC」に4-1で勝利しました。

決勝で対戦したのは優勝の本命「佐川SS」。さすがの強豪チームを相手に両者一歩も譲らぬにらみ合いが続きましたが前半18分、宿毛FCのキャプテン濱口達也選手からのパスをDF古座健太郎選手がゴールに持ちこみ先制1点。その後も堅い守りで相手の攻撃をゆるさず、後半はMF瀬戸晴空選手のパスを古座選手がスライディングシュートで得点。2-0で決戦を制しました。

濱口キャプテンは「試合中も練習中も、指示をだしたり励ましたりとチームがダレないよう積極的に声かけしました。苦しい時間帯もみんな頑張ってくれてよかったです。全国大会では県代表として恥がないよう、全力を出してきます」と話してくれました。

濱口キャプテンは宿毛小学校の6年生。サッカー界では有望なサウスポーの選手です。黒岩監督は「選手たちには”自分で考える”プレーをさせています。キャプテンは監督から一番呼ばれたり怒られたりする立場ですが、濱口君はうまくチームを励まして雰囲気を高めてくれています。サッカーはミスの連続のスポーツで、それをいかにフォローしあうかが重要。キャプテンを中心に良いチームに育っています」とコメントしています。

全国大会の初戦は12月26日(火)、キックオフは9:30です。→全国大会試合日程(宿毛FCはグループD)
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