夢(やってみようかなあ)・努力(続くかなあ)
【夢(やってみようかなあ)・努力(続くかなあ)】
何か新しいことを始めようとする時、二種類の動機があるように思われる。
まず、1つ目は「これ、絶対やりたい!」、そして、2つ目は「やってみようかなあ……」。
振り返ってみると、私の場合はほとんど2つ目だ。
【“お調子者” がケーナに手を出した】
2月初旬、以前から誘われていたオカリナ仲間のケーナ【アンデスの竹笛、日本の尺八の親類のような物】教室をちょっと覗いてみた。教師はオカリナの先生(顔なじみ)、生徒は半数がオカリナ教室の仲間、なんだか慣れ親しんだ空気感……。
これがいけなかった(?)
アレ!私、心が動いてしまった——「やってみようかな!」
仲間たちは、「待っていました」とばかりに「やりなさい!やりなさい!」「私の余分の笛貸してあげる!」
お調子者の私、貸してもらって口にあててみる。
全く音が出ない……。
仲間たち、「それでええがよ!」「私は音が出るまでに3ヶ月、かかった!」
ついつい乗って(乗せられて)しまって、即決、3月より入会、その上、ケーナまで注文してしまった(しまった……もう断れない<私の心の声>)
こんな調子で、入会動機は“やってみようかなあ” “心の準備なし” “野次馬的性格” “お調子者” “怖いもの知らず”。
そして、めでたく、2月21日、マイケーナ到着。
【「30分はやりすぎ、酸欠になるよ」】
これからが問題だった。一応基礎は見聞きしていたので「毎日30分」を目標に、鏡に向かって口先と音階の指を確認し、吹いてみる。
1日目……全く音が出ない。口先の位置、唇の形、息の吹き具合、自分なりに工夫(?)してみる。しばらく吹いていると、偶然「ピ~~~」「出た~ ヤッタ~」
2日目……前日と全く同じ。
3日目……出る音が多くなった。
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1週間目……1オクターブの音が出る時が多くなった。
8日目……オカリナ仲間から電話、
「どう?音が出だした?」
「毎日、30分間を目標にやっているけど、まだまだ……」
「おっと、30分はやりすぎ、酸欠で頭の中がまっ白になるよ」
「えっ、そういえば、そんなようなことも……」
そんなこんなで、私の「1日30分練習」は、即却下。中を取って「1日15分」の目標になりました。
いつまで続くかなあ……。