宿毛ライフ その1 「松田川の水道橋とワイン。」

宿毛の実家に戻り、はや1年。
今年もじわじわと、春の訪れを感じる季節がやってまいりました。
実家と言いつつ在住したことはなく、転勤族だった父の実家というのが正しいですね。
子供の頃、夏休みになるとほぼ丸々、宿毛ライフ。毎日のように通った場所が、「松田川」でした。

その頃は、松田川ではなく「こーどー行ってくる。」と言っていました。
先日、文教センターに行って知ったんですが、「こーどー」は「河戸」ということが判明。
氾濫の起きやすかった松田川に、野中兼山が作った堰(せき)なんですね。なるほど。

現在は、あの頃の面影を少しだけ残しつつ、立派な水道橋が佇む場所。
夕暮れになると、橋の両サイドに、ほんのりと灯がともり、なんともいい風景が現れます。
水着姿で賑わったあの頃の夏休みを思い出しつつ、早春の星空を待つ、いい感じなひとときです。


<今回の気分>
フィンランドの夕暮れと月をつまみに、ワインでいい感じ。

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