七日島天満宮のお札を授与する「サクラサク」プロジェクト、受験生を応援!
春を待つこの季節、受験生にとっては入試本番がせまる勝負のとき。
そんな受験生を応援するため、菱田ベーカリーとタン・プル・タンはこの時期、共同で「サクラサク」プロジェクトを実施しています。
今年で5回目となる同プロジェクトは、菅原道真をまつる七日島(なのかじま)天満宮で合格祈願したお札を、合格にかけた縁起菓子とともに天満宮の地元・小筑紫中の3年生にプレゼントするもの。今年は1月31日(木)、小筑紫中の教室で、3年生17人全員に手渡しました。
贈呈の品は、七日島天満宮の祈祷済みのお札、菱田ベーカリーの「紅白祝い文字付き 羊羹パン(白あん・いちごあん)」、タン・プル・タンの「白星 ごぅかくっきー」2枚、エネルギー補給菓子「すくもバー」、当協会進呈のさんごの根付など。紅白祝い文字付きの羊羹パンはこの日のための特別製造で、「白星 ごぅかくっきー」(期間限定販売)と「すくもバー」(通年販売)は、タン・プル・タンの店頭で購入可能です。
※祝い文字付きの羊羹パンは30~40個以上で注文可能、ご希望の方は菱田ベーカリーにご相談ください。
菱田ベーカリーの菱田仁専務取締役は「私たちも受験生のころ、地元の人に応援してもらったことが懐かしい思い出になっています。その経験をつなげていけるよう、このプロジェクトを始めました。これまでお札を受け取った子の合格率は100%です。
霊験あらたかな小筑紫の七日島天満宮、そのPRにもなればと願っています」と話してくれました。
高知県の県立高校入試(A日程)は3月5・6日(火・水)の2日間。受験生のみなさん、サクラ咲く春にむかって、がんばってくださいね!
【合格祈願菓子のお問い合わせ先】
●タン・プル・タンHP ☎0880-65-5852
●菱田ベーカリーHP ☎0880-62-0278
【小筑紫の七日島と、七日島天満宮】
平安時代の昌泰4年(901年)、藤原時平の他氏排斥の犠牲となった菅原道真公が、筑紫(つくし/福岡県)の大宰府に赴任する途中、豊後水道で嵐にあい当地に流れ着いたとの伝承が伝えられています。
ながい船旅のすえ、やっとのことで陸地にたどり着いた道真公が、「ここも筑紫か?」と問うたことから、この地の地名が”小筑紫”(こづくし)となりました。
道真公は嵐がすぎ、海が落ち着くまでの7日間ここに滞在したといわれており、“七日島”の地名の由来となっています。
道真公はよほどこの地を気に入られたのか、死後、遺品を侍臣にたくし、高知の潮江に封じられた長子・菅原高視に届けさせる途中、小筑紫にも立ち寄らせて遺品の一部を七日島におさめさせたということです。
その御遺品をご神体としたのが、七日島天満宮。いまも地域の人により、大切にまつられています。
七日島天満宮の霊験はあらたかで、ふもとの小筑紫中学校は小人数ながら文武両道のほまれ高い名校。県内有名高校への進学も多く、幡多地区中学校駅伝大会では男子が4年連続、女子が3年連続出場をはたすなど、目覚ましい成績をおさめています(平成29年度時点)。
みなさまも、学問の神・菅原道真公ゆかりの七日島天満宮にお参りに行かれませんか?
七日島の伝説(宿毛市史より)
宿毛の民話 七日島(宿毛歴史館HPより)