野地のアイスクリン~夏ドライブのお伴♪~

さっぱり冷たく甘いくちどけに、かすかなバナナのフレーバー。後味もすっきりの、高知県民のソウルフード、”アイスクリン”。
夏になると高知の道沿いにはビーチパラソルのアイスクリン屋が出現し、ドライブの楽しみの一つでした。そんな風景も近頃は珍しくなってきていますが、宿毛には今も、道ばたで元気いっぱい営業している屋台がありますよ!

愛媛県の県境から国道56号線を南に数キロ、宿毛市野地の道ばたに、紅白のビーチパラソルのアイスクリン屋が、ドライブ客を待っています。
屋台の目の前には、涼やかな篠川の流れ、目に染みるような緑の山々、そして、底抜けに明るい青空。日本の夏の原風景のもと、かつては日本中で食べられていたアイスクリンの懐かしい味を、ぜひ味わってみてください。

【野地のアイスクリン屋】
出店期間:春の彼岸~秋の彼岸の間の天気の良い日
営業時間:おおよそ10時~17時

店舗名:川田冷菓のアイスクリン
※天候や、売り子さんの都合などにより出店しない日もあります。
※あまりに暑い日は売り子さんの安全のため、休む可能性もあります。

【アイスクリンとは】
卵、砂糖、脱脂分乳から作られる氷菓。食感は柔らかくシャリシャリとして、口に入れるとスッと溶けるくちどけの良さが特徴です。アイスクリームよりも乳固形分や乳脂肪分が少なく、ヘルシーで後味さっぱり、やさしい味の氷菓です。
※日本のアイスクリームは明治2年に製造がはじまりました。その後、物資不足で牛乳などが手に入りにくくなったため、脱脂粉乳や卵を使った“アイスクリン”が誕生。一時は全国各地で作られていましたが、現在では高知県や沖縄県など一部の地域の特産品のようになっています。

関連記事一覧