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篠山のアケボノツツジ、咲き始めています!:市民記者の記事詳細

篠山のアケボノツツジ、咲き始めています!

2017-04-29
篠山神社
山頂の景色
甌穴を超えて
あと100メートル!

-春先の季節に美しく咲き乱れる(といわれる)アケボノツツジ

 篠山は四国百名山に数えられており、季節ごとに登山愛好家が篠山に訪れている。篠山の山頂は高知県宿毛市、愛媛県宇和島市、愛南町の境界線が接しており、江戸時代には土佐の国と伊予の国の国境にもなっていた歴史ある場所。
 そんな篠山山頂にて、アケボノツツジをぜひ一度この目で見てみたい。そんな思いで、今回、篠山登山に初挑戦した。以下、レポートする。

【篠山のアケボノツツジ】
 4月28日午後、雲一つない快晴にアケボノツツジのピンク色で大きな花びらが映える。山頂の強い風に吹かれ、吹き飛ばされないように耐え忍びつつ、咲き誇る姿は見る人を感動させる。
愛南町の情報によると「アケボノツツジはまだ五分咲き」と聞いていた。確かにまだまだつぼみが多く、今後の開花が待たれるが、木によっては満開に花を咲かせている。
 天気がとてもよかったため、篠山山頂から宿毛湾まで見通すことができた。大して汗もかかず、大変な道ではなかったものの、山頂まで来た達成感が込み上げてきた。山に登るのはそれだけで気分がよくなる。
 山頂には多数のアケボノツツジのほかに篠山神社と国境跡の石碑がある。篠山神社は、弘法大師が開山したと伝えられる観音寺(山の中腹、山頂まで300メートル地点に跡がある)の奥の院であったといわれる由緒正しき神社。山頂の篠山神社に至る石段も風情がある。

【篠山への道】
 篠山までの道は、登山をしている時間よりも、車で走っている時間の方が長い。駐車場までたどり着いてしまえば、あとは登るのみ。山頂までの約1000メートルは、くねくねとした上り階段が続く。まっすぐ進もうとすると階段が途切れることがあるが、きょろきょろと周りを見渡すと、階段の続きが容易に発見できる。全体を通して、順路を見失わないようにすることが肝心だ。
 山頂までの距離も遠くなく、急斜面でもない。路面は未舗装で、一部崩れかけているところや道幅が狭いところもあるが、注意して通行すれば問題ない。さらに、階段が絶えることなくついているため、登山自体の難易度は低いだろう。駐車場の登山道入り口には、竹の杖が設置されているので、一本でも二本でも借用して登るのがおすすめだ。 

【篠山駐車場までの行き方】
 篠山山頂の駐車場までは大きく3つのルートがあるが、今回は、以下のルートにて往復した。
往路:<宿毛駅>→<坂本ダム>→<出井甌穴>→<秡川温泉>→<篠山自然学習館>→<第二駐車場>。
復路:<第二駐車場>→<篠山自然学習館>→<組合立篠山小中学校>→<国道56号>→<宿毛駅>。
 宿毛市からだと、往路で第二駐車場までが約1時間程度、復路で宿毛駅までが約40分程度だった。往路は宿毛駅から楠山地区まであがるのに30分弱かかり、そこからさらに30分程度がかかる計算になる。というのも、高知県側楠山から出井甌穴までの片側通行の「険道」にて10台近く対向車とすれ違ったため、少し時間がかかった。愛媛県側から組合立篠山小中学校に至るまでにも片側通行部分はあるが、幸いなことに、すれ違うことはなかった。

 アケボノツツジ、篠山神社含め、山頂からの景色は大変すばらしい。お祝いするでもなく一人過ごした誕生日翌日、篠山山頂の風が「まあがんばれよ」と励ましてくれるようだった。