Reporter Article Detail

Reporter Article Detail

季節の山菜、イタドリを料理してみた:市民記者の記事詳細

季節の山菜、イタドリを料理してみた

2017-04-23
イタドリの浅漬け
事務所でイタドリ
皮むき中のイタドリ
イタドリの味噌和え
薄切りにしたイタドリ

 日本の辺境、自然に囲まれた高知県宿毛市。宿毛は海の街、釣りの街として知られていますが、森林面積率が約84%。田んぼや畑、山林もたくさんあります。さらに、山から、川から、海から島までひとつの自治体でもっているのが、特徴。自然の豊かさがあふれる街です。

 先日、旬の山菜、宿毛のイタドリを頂きました。季節の山菜、イタドリをご存知でしょうか?
 道端や草むら、土手、山すそなどにはえてくる山菜で、いまがちょうど旬。坂の下のおんちゃんからイタドリを頂いたので、料理してみました。


【そもそもイタドリって?】
 イタドリは、スッと長さのあるふしが連なったような植物です。収穫するときに力をかけると「ぽきっ」となることが楽しくて、毎年、ついつい採りすぎてしまうという人たちもいるくらい、季節のお楽しみになっています。

 イタドリの新芽に含まれる酸味には、
 -肝臓の働きを助ける
 -利尿作用によって不要物を体外に排出する

といった機能があることが知られています。
 イタドリ、という名前も、葉っぱに傷の痛みを和らげてくれる効果がある、「痛みを取る」ということから名づけられたともいわれています。


【イタドリの下処理】
 茹でたり、水につけたり、塩につけたり、方法は様々あります。
 地元の方に教えてもらった方法を下記で紹介します。

①イタドリの皮をむく
 ぽきっと折った付け根から、爪でつまんでゆっくりひっぱると、ひゅるひゅるひゅると節を超えて上の方まできれいに剥けます。
 剥きづらい場合には、ピーラーを使うなりします。

②お湯を沸かす
 下処理するイタドリが全てはいるだけお湯を沸かします。沸騰したら火を止めて、塩を少々入れて混ぜます。

③イタドリをお湯に入れる
 塩を入れた鍋の中に切ったイタドリを入れて混ぜます。お湯に入れる前に、4cmくらいの長さで切っておくと鍋にも入れやすいし、料理もしやすいと思います!

④ざるあげ、みずとり
 30秒から1分くらいできれいなうぐいす色に変わります。色が変わったら、ざるにあげて、タッパーなどに入れた水の中にいれます。一晩水の中につけておくと、酸が抜けて下処理完了です。

でもせっかくだったら、すぐ食べたい!

ということで、一晩ではなく、15分程度つけたイタドリで、浅漬けと酢味噌和えを作ってみました。

【イタドリの浅漬け】
①イタドリを輪切りにする
②軽く塩を振り、もみこむ

 以上。とっても簡単です。
 つけた直後は、まだ味が染みていませんでしたが、食感がよく、2日目、3日目になるとだんだんと味が染みてきて、しんなりしてきます。

【イタドリの酢味噌和え】
①イタドリを薄切りにする
②味噌、お酢、みりんを大さじ1ずつ混ぜる
③薄切りにしたイタドリを酢味噌に入れる

 以上。こちらも、とっても簡単です。
 イタドリの酸味と食感、お酢と味噌がマッチして、ご飯にもお酒にもしっかりとお供してもらえる一品でした。
 こちらも、日増しに味が染みてきて、3日目が一番おいしかったです。
 酢と味噌、みりんの割合はお好みでどうぞ。甘いのがお好きな方は、みりんではなく砂糖でもよいかもしれません。

一晩水に付け込んだイタドリは、翌日味噌汁にしました。

【イタドリのみそ汁】
①適当にだしを取って、具を入れて煮立てる。
②他の具が煮立ったころに、イタドリを入れる。
③再度煮立ったら火を止めて、味噌を入れる。

 以上。こちらも、とっても簡単です。
 みそ汁の具が一つ増えてちょっと贅沢な気持ちになります。


 イタドリは、産直市場などで購入できますので、ぜひ皆さんも季節の味を召し上がってみてはいかがでしょうか。
 遠方からお買い求めをご希望の方は、宿毛市観光協会までご連絡いただければ、お送りいたします。(有料、着払い)

 お気軽にお問い合わせください!


<参考文献>
ホルティ イタドリとはどんな植物?成分や効果・効能?駆除方法や食べ方は? https://horti.jp/3642