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宿毛湾の沖あい約23㎞にうかぶ鵜来島は、車道がなく、車が1台もないのどかな島です。
平成30年時点で人口約20人という限界集落の島ですが、民宿も数件あり、のんびりと釣りや観光を楽しむことができます。

鵜来島の海は透明度が高いため、サンゴ礁や熱帯魚を港の岸壁からでも見ることができます。周辺はウミガメの生息地となっており、ダイビングやシュノーケリング中に海亀に出会うこともよくあるそうです。
島にはカフェが1軒あるのみ。集落の外にはお店や自動販売機などはないのでご注意ください。
 ⇒カフェしまの灯り☎0880-69-1714
※カフェには事前連絡しておくことをオススメします。

●交通手段:定期船(1日2便)
鵜来島へは宿毛市片島港から定期船が1日2便運航しています(1便7:00出発、2便14:30出発、大人片道1,330円)。

宿毛市営定期船-沖の島航路-

※定期船は鵜来島港(鵜来島)、母島港(沖の島)、弘瀬港(沖の島)を巡行します。船上から沖の島の「七ツ洞」や姫島などの名勝を見ることができるので、下船せずトンボ帰りでクルージング気分を味わうのもいいでしょう。お時間のない方や体力のない方にはオススメです。
※沖の島定期船は強風その他の悪天候で欠航することがあるのでご注意ください。
※片島港からの出航は7:00と14:30の1日2便。出航時間の15分前には乗船手続きをお済ませください。
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鵜来島の楽しみ方
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●磯釣り
  
黒潮のめぐみ豊かな沖の島・鵜来島は釣り人の聖地。連日、大勢の釣り客でにぎわっています。鵜来島の渡船は全部で5隻。島には渡船業者が運営する民宿が4軒あり、泊まりがけでの釣りも楽しめます。
【鵜来島の渡船一覧】
★家中渡船☎0880-65-7775
宮本渡船☎0880-65-6820
家本渡船☎0880-65-6741:(有)アズール
柴田渡船☎0880-65-6984:㈱ファナティックオーシャン
★高見渡船☎0880-65-8071または0880-69-1703
※鵜来島の渡船は色あざやか!いずれの船も35名まで乗船でき、釣り人3名から出航します。

●ダイビング
  
沖の島・鵜来島の海は透明度がたかく、テーブルサンゴやシコロサンゴ、たくさんの熱帯魚など、豊かな水中世界がひろがっています。とくに鵜来島周辺はウミガメの生息地となっており、遭遇率も高め! 離島のきれいな海で、ぜひダイビングにチャレンジしてください。島には2軒のダイビングショップがあります(渡船業者兼)。
SeaLandうぐる☎0880-65-6741:(有)アズール
㈱ファナティックオーシャン☎0880-65-6984(柴田渡船)

●鵜来島の秋祭り
     
鵜来島の「春日神社大祭」は、神輿の担ぎ手など祭りの運営スタッフを島外から募集する画期的なイベントです。 離島の伝統行事を“島人になりきって”体験できます。
集落の上にある神社から、ふもとの広場まで、お稚児さんを4人のせた神輿を担ぎおろすとても勇壮なお祭りで、旧宇和島藩の影響をうけた“牛鬼”も登場しての”お練り”は、大迫力のクライマックスをむかえます。
ご興味のある方は鵜来島区長の田中辰徳さんまでお問合せください。

☎080-6380-0236(田中さん)

●鵜来島の戦争遺跡
 
鵜来島には戦時中、旧海軍の基地がありました。日本海軍の本拠地・呉(広島県呉市)を防衛するための要衝として大砲3基がおかれ、今でも砲台跡などの軍事遺構がのこっています。また、水深の深い宿毛湾沖は戦艦の航行に適しており、戦時中は多くの船や潜水艦が停泊していました。呉で造船された戦艦・大和(やまと)が試験航行したのも宿毛湾沖です。白波をたてて航行する戦艦の記録写真の多くはこの海域で撮影されたもの。戦艦大和の写真もこの海で撮られたものです。