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アケボノツツジが咲きほこる修験の霊山、篠山。
高知県と愛媛県の西部県境にそびえる標高1,065mの高山で、山頂には宇和海や沖の島、遠く九州の山々をのぞむ雄大な景色がひろがります。
昭和30(1955)年、足摺宇和海国立公園の一部に指定されました。

山頂にある篠山神社(明治4年までは篠山権現と称しました)は山岳信仰の対象として地域の人々から崇められていました。
平安時代後期、弘法大師空海が入山し、中腹に寺院を開創。江戸時代には四国八十八ヶ所霊場の番外札所として、多くの巡礼者でにぎわったそうです(観世音寺跡、明治元年神仏分離により廃寺)。

霊山であるため、ほとんど人の手が入ることなく現在まで原始の姿をとどめてており、アケボノツツジやシャクナゲの群生、樹齢千年の大杉、ハリモミ、コウヤマキの原生林などがのこる自然植物の宝庫です。
4月下旬から5月上旬にかけて斜面一面に咲きほこるアケボノツツジやシャクナゲの大群落は、篠山の名物。これだけの群生はなかなかお目にかかれない程で、美しい花たちが登山の疲れを吹っ飛ばしてくれること間違いなしです。

宿毛市の中心地から県道4号線を北上し、約1時間で8合目の駐車場に到着。そこからは未舗装の登山道が約1㎞(徒歩約40分)。登山道の入り口に自由に使える杖が設置されていますので、ご活用ください。
篠山観光開発協議会

  

★アケボノツツジとは
 
紀伊半島と四国に分布する、ツツジ科ツツジ属の落葉低木。
4月後半、葉がでる前の枝にピンクの大きな花弁を咲かせます。
篠山のアケボノツツジは樹齢100年以上とおもわれる木が多数あり、山一面がピンクの染まりとても美しい景色を楽しめます。
篠山アケボノツツジの開花情報(篠山観光開発協議会)