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宿毛湾の離島、沖の島・鵜来島は、黒潮がながれ亜熱帯の植物や魚がおよぐ楽園の島。約1,000種もの魚種が生息し、サンゴ礁のなかを色とりどりの熱帯魚や、チヌやグレなど大物の魚が泳ぎまわっています 。
  

足摺宇和海国立公園の一部であり、雄大な自然がのこるパワースポット。
四国で一番早い海開きをする「ウドの浜海水浴場」や「久保浦海水浴場」、絶景をながめる「白岩岬公園」(キャンプ場)などがあり、磯釣りにおいては全国から釣り師が集まるフィッシングの聖地。ウミガメがおよぐ海ではダイビングやシュノーケリングも楽しめる、マリンレジャーの拠点です。

島の港は「母島」と「弘瀬」の2カ所。北部の母島地区には商店(いもせや)と、島唯一の食堂(旅館おきのしま)があり、弘瀬地区には商店が一軒あります。集落から離れると自動販売機などもなくなるので、水分補給や食料調達にはご注意ください。
集落活動センター妹背家では、電動自転車のレンタル、シーカヤック体験等も行っています。詳しくは
こちらをご覧ください。

   

★島内の交通
◆ゆるりんバス(県道沖の島循環線)/1日4便、平日のみ運行→ゆるりんバス運行表
◆母島のレンタル電動自転車(5台 2,000円/1日)
 →お問合せ:集落活動センター妹背家☎0880-69-1033/おきのしま旅館☎0880-69-1116
◆自転車、バイクの持ちこみ
 ※自転車や125㏄までのバイクなら定期船で持ちこめます(料金別途、お問合せください)。
  →片島定期船乗場☎ 0880-65-8568/宿毛市企画課☎0880-63-1118
 ※宿毛市観光協会のレンタサイクルもご利用ください(電動自転車・ロードバイク・E-バイク、営業時間8:30~17:30)。

★島への交通手段:定期船(1日2便)

鵜来島へは宿毛市片島港から定期船が1日2便運航(1便7:00出発、2便14:30出発、大人片道1,330円)。
※注意:出航15分前までに乗船手続きをお済ませください。

宿毛市営定期船-沖の島航路-

※鵜来島港、母島港(沖の島)、弘瀬港(沖の島)を巡行します。船上から沖の島の「七ツ洞」や姫島などの名勝を見ることができるので、下船せずトンボ帰りでクルージング気分を味わうのもいいでしょう。お時間のない方や体力のない方にもオススメです。

※宿毛市定期船(沖の島航路)は強風その他の悪天候で欠航することがあるのでご注意ください。

★島の民宿
 ●旅館おきのしま(母島)☎0880-69-1116
 ●望洋館 澤近(母島)☎0880-69-1121
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沖の島の観光
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★石垣の集落景観
  
沖の島には母島(もしま)・弘瀬の2つの集落があります。急傾斜地に石垣をくみ、石段をめぐらせた独特な景観は、2009年4月に「島の宝100景」(国土交通省都市・地域整備局主催)に登録されました。石垣の通路の上に干棚(ひだな)を組んだ町並みは独特で、一見の価値あり。塩害対策のため家々の壁がカラフルに塗られているのもユニークです。

★白岩岬公園
 
母島と弘瀬の中間にある岬。太平洋にはり出した岬の上にキャンプ場が整備され、展望台からは270度の大パノラマを眺めることができます。星空は圧巻。

★七ツ洞(ななつうど、別名:観音洞 かんのんうど)
  
母島港から弘瀬港にいく途中の定期船から、切りたつ断崖にうがたれた7つの洞窟を見ることができます。ブルーの海と白亜の岩が美しい絶海の景勝地。南から2番目の洞窟には観世音菩薩の像が刻まれており、光の加減や角度によって、今でも御影が見えることがあるそうです。

妹背山(いもせやま)

標高403.8m、沖の島の最高峰です。登山道が整備され、山頂までは徒歩約1時間。一年を通じてハイキングが楽しめます。頂上の展望台からは360度の絶景がひろがり、島の西側には、女性が横たわったような形の“姫島”が見えます。

※沖の島は、今昔物語に記述された“妹背島(いもせじま)伝説”の舞台だといわれています(巻26第10話 土佐国妹兄行住不知島語 第十)。
妹背島伝説とは(宿毛歴史館HPリンク
※姫島の名前は、沖の島の「玉姫伝説」に由来するとの説もあります。
玉姫伝説とは(宿毛歴史館HPリンク)

★日吉神社の石段
 
久保浦海水浴場と白岩岬公園の近くにある古谷野(こやの)集落の神社。空に昇る145段の石段が見事です。

★三浦一族の墓(仏が峠)
妹背山の登山道を800mほど弘瀬側に下った場所にある、遺跡。沖の島最初の定住者・三浦一族のお墓です。鎌倉時代、幕府の重臣であった三浦新助則久とその一族は、政敵・北条氏におわれ元久2(1205)年、鎌倉の三浦半島から沖の島の北端”芦のオリノリ礁”に上陸しました。一族は8代目まで仏が峠に住んでいましたが、9代目からは弘瀬に移ったと言われています。仏が峠には三浦新助則久をふくむ五十数基の墓石があり、島民から「ご先祖様」と呼ばれ親しまれています。

※出典:宿毛市役所企画課発行「沖の島・鵜来島しま探訪」(平成28年3月発行)

★仏が丘
妹背山から弘瀬側に少し下った登山道脇に、約120体のお地蔵様がたたずんでいます。もともとは33体だけでしたが、弘瀬の住民が願掛けをして、徐々に増えていったということです。

★沖の島のだるま朝日・だるま夕日
宿毛湾名物のだるま夕日が、夕日だけでなく朝日でも見られます。11月~2月頃。

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沖の島の遊び方
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●磯釣り
黒潮のめぐみ豊かな沖の島・鵜来島は釣り人の聖地といわれ、連日大勢の釣り客でにぎわっています。沖の島の渡船は全部で8隻。島には渡船業者が運営する民宿が6軒あり、泊りがけの釣りも楽しめます。
【沖の島連合渡船組合】
岡崎渡船☎0880-65-5700/090-2782-4217

島一渡船☎090-4788-2754
★初福渡船☎0880-65-8877
★高見渡船☎0880-69-1311
★金子渡船☎0880-69-1055
澤近渡船☎0880-69-1121
★沖の島渡船☎0880-65-8024

↑沖の島連合渡船組合の船乗場
※片島港または島の港から出航します。

 ※宿泊は各渡船連動の釣り宿があります。
【沖の島・片島の釣り宿】
★片島磯釣りセンター(片島・休憩室のみ)☎0880-62-1091
旅館おきのしま(母島)☎0880-69-1116
★民宿初福荘(弘瀬)☎0880-65-8877
★民宿初福荘(片島)☎0880-65-8877
望洋館 澤近(母島)☎0880-69-1121
★金子旅館(弘瀬)☎0880-69-1055※金子渡船(釣客のみ)
★金澤旅館(片島)☎0880-65-8125※焼肉かなざわ
★島一旅館(弘瀬)☎0880-69-1003
★高見旅館(母島)☎0880-69-1311※高見渡船(釣客のみ)

   

●ダイビング
沖の島の海は透明度抜群。色鮮やかな熱帯魚やサンゴの群生、ウミガメやイルカも見られます。
  
パシフィックマリン☎0880-65-7426
西部海洋サービス☎090-3460-7989
★幸丸☎080-6380-0236
Sea Landうぐる☎0880-65-6740
沖の島ダイビング黒潮☎0880-79-0182
★日進丸☎0880-69-1777
★初福丸☎0880-65-7387
★はま丸☎090-4974-1080
★望洋丸☎090-7623-8477
(株)ファナティックオーシャン☎0880-65-6984

●海水浴
うどの浜海水浴場

久保浦海水浴場